誰かに依存しようと思うのは人生を放棄すること
「依存」
と聞いて、あなたはどんな感じがしますか?
はじめにお伝えしておきますが、依存自体が悪いわけではありません。
生まれたばかりの赤ん坊は、親にすべてを依存して生きています。
依存できなければ生きていけません。
だから、お腹が空けば泣くし、時には天使のような笑顔で周りの人たちを魅了します。
それが当たり前です。
でも、大人になっても依存する癖が抜けない人もいます。
依存と言っても千差万別です。
「嵐のコンサートに行っているときが幸せ」
「推しメンのあの子と握手できたときが幸せ」
この程度なら、よくある話です。
ですが
「あの人としか結婚したくない!」
「彼女をどんな手段を使っても手に入れてみせる!」
と誰かに執着するようになると、話は別です。
上の例は「恋愛」に限定していますが、恋愛以外でも同じことは起こります。
あなたも心当たりはありませんか?
誰かのことを好きになる、大切に思うことはとても素晴らしいことです。
ただ、執着するようになると、その人しか目に入らなくなります。
「依存」していることと同じです。
その人のやることなすこと、すべてが気になります。
その間、自分自身のことはそっちのけです。
体調が悪くても、相手のために無理をする。
相手がお金を必要としているなら、あげてしまう。
一体あなたの人生はどこへ行ってしまったのでしょうか?
「そんな事言われる筋合いはない!」
と、もしあなたの中に「怒り」の感情が湧いてきたなら、注意が必要です。
健全でない「依存」はあなたを苦しめるだけです。