自分の人生を生きる

これからの時代は自分で生きる道を選ぶ時代

誰かに依存しようと思うのは人生を放棄すること

「依存」

と聞いて、あなたはどんな感じがしますか?

はじめにお伝えしておきますが、依存自体が悪いわけではありません。

生まれたばかりの赤ん坊は、親にすべてを依存して生きています。

依存できなければ生きていけません。

だから、お腹が空けば泣くし、時には天使のような笑顔で周りの人たちを魅了します。

それが当たり前です。

でも、大人になっても依存する癖が抜けない人もいます。

依存と言っても千差万別です。

「嵐のコンサートに行っているときが幸せ」

「推しメンのあの子と握手できたときが幸せ」

この程度なら、よくある話です。

ですが

「あの人としか結婚したくない!」

「彼女をどんな手段を使っても手に入れてみせる!」

と誰かに執着するようになると、話は別です。

上の例は「恋愛」に限定していますが、恋愛以外でも同じことは起こります。

あなたも心当たりはありませんか?

誰かのことを好きになる、大切に思うことはとても素晴らしいことです。

ただ、執着するようになると、その人しか目に入らなくなります。

「依存」していることと同じです。

その人のやることなすこと、すべてが気になります。

その間、自分自身のことはそっちのけです。

体調が悪くても、相手のために無理をする。

相手がお金を必要としているなら、あげてしまう。

一体あなたの人生はどこへ行ってしまったのでしょうか?

「そんな事言われる筋合いはない!」

と、もしあなたの中に「怒り」の感情が湧いてきたなら、注意が必要です。

健全でない「依存」はあなたを苦しめるだけです。

自立しなければ成長はありえない

「自立」

というと、何でも自分でしなければならないと思うかもしれません。

でも、自立の本質は、精神的なものを言います。

不得意なことがあったら、自分がやるより上手な人に任せたほうが上手くいくはずです。

ただ、精神的なもの、つまりあなたの心を自立させるためには、自分で向き合うしかありません。

世の中には「カウンセラー」「コーチ」など、心を扱うことを職業にしている人がいます。

ただ、心を扱うことを職業にしているからといって、その人が自分の心とちゃんと向き合える「自立」した人であるかどうかは別の話です。

心を扱う職業を名乗っていても、自分の心とちゃんと向き合えていない人を、私は数多く知っています。

最後は自分でやるしかありません。

信じることって?

「自分を信じろ」

「自信を持ちなさい」

よく聞く言葉だけど、一体どこから自信というものが来るのか誰も考えたことがない。

信じることよりも、まずは疑わないこと

「どこが違うの?」

とあなたは言うかもしれないけど、全く違うものだと私は思う。

信じるとは「0から+」に持っていくこと

疑わないとは「−から0」にすること

そう。

疑わないとは、自分自身をフラットにして判断をやめること。

判断するとき、人は必ず「比較」をしてしまう。

比較が自分を苦しめる。

だから、判断せずにフラットになること。

まずはそこから。

自分で考え判断できる自立した人になる

「この人なら信頼できると思って・・・」

よく聞くセリフです。

経済的に自立したいと思い、メンターと呼べる人を探していると

「この人なら!」

と思える人に出会えたと思うことがあります。

しかしです。

はっきり言います。

あなたがメンターと思う人が話していることの99%はウソです。

ハッタリです。

特にFacebookなどのSNSで「私ってすごいでしょ」投稿をしている人には注意しましょう。

あなたが精神的にも、経済的にも、自立したい、そして成長したいと思っているならば自分で考え判断できる人になりましょう。

どんなに素晴らしい言葉に出会っても、あなたが行動し実践しなければ何も変わりません。

あなた自身の「あり方」を変えなければ、何も変わりません。

その事に気づいてください。

あなたがそれをしているのは「何のために」ですか?

「お金を稼ぐ」

生活をしていくためにお金は必要ですから、稼がないといけません。

でも、生活のためだけにお金を稼ぐのだとしたら、お金を稼ぐことが重荷になってしまいます。

「勉強をする」

進学するために、資格を取るために試験に合格しなければならないから勉強する。

でも、そこで終わってしまったら、勉強したことなどすぐに忘れてしまうでしょう。

お金を稼ぐこと

勉強すること

etc...

あなたは一体「何のために」しているのですか?

お金を稼いで実現したことがあるから、お金を稼ぐのではありませんか?

学んだことを現実に活かしてやりたいことがあるから、勉強するのではありませんか?

あなたの価値観が定まっていないと、何をしても中途半端になってしまいます。

「何のために」

もう一度考えてみてください。

「自分の人生を生きる」とは何か

あなたは考えてみたことありますか?

考えたことがなかったら、今すぐ考えてください。

あなたの人生なのに、まるで行き先を見失っている豪華客船のようならば、いつかタイタニック号のように大きな岩に当たって沈んでしまうかもしれません。

抽象的

中途半端

しっくりこない

でも、何も考えないよりは百万倍マシです。

最初から「これだ!」なんて見つかる人なんていないのですから。

私ですか?

考えていますよ。

四六時中というわけにはいきませんが。

確実に言えるのは、考えていなければ何も思い浮かばないということ。

考えてみましょう。

あなたの人生なのですから。

もうそろそろ、自分で舵を握ってもいいのではありませんか?